タンクデサント

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この様に歩兵を戦車に直接乗せる事をタンクデサントといいます。ロシア語はтанковый десантタンコーヴィイ・ヂサーンと呼び日本語に訳せば戦車跨乗といった所ですね。今日はタミヤでも発売されているこの戦術について語ります。


ダンクデサントの利点はただ一つ、兵員輸送車が要らない事です。

これ以外にありません。どうもロシアは戦車開発には力を入れていましたが兵員輸送車を軽視していた節が戦前からみられます。戦前の様な戦車は歩兵を支援するものという古い考え方のドクトリンなら問題ありませんが快速戦車BTシリーズ(タミヤのん買わないとな・・・)が出来た時には歩兵と戦車の進撃速度の差は決定的となりました。これに対応した方法が歩兵を戦車に乗せる事です。これにより死角の多い戦車は強力な目と兵力を得られると考えたのです。確かに歩兵と戦車を綿密に協力させる事は出来ますが歩兵は生身です。戦車ならなんともない機関銃弾、砲撃の破片でバタバタと死んで行きます。それは膨大な損害だったのは想像に難くありません。有名な話で随伴歩兵の寿命は2~3週間という程です。恐ろしい損害数なので配置されているのは大体懲罰大隊などの囚人兵です。戦争前半では一般兵の可能性もありますが特にソ連の反攻となった後半では間違いなく囚人兵です。この囚人兵を確保する為に懲罰大隊も1000を越えました。ソ連の過酷な統制や懲罰大隊送りはこれらの兵士を確保する目的もあったのです。

そんな随伴歩兵分隊の内訳は分隊長がサブマシンガン、機関銃手が一人、(マキシムなどの重機関銃ではなくデグチャレフDPなど)残りはみんなPPshなどのサブマシンガンです。小隊人数は8人一個分隊で乗車しました。ライフルを所持する事はありましたが正式には全員サブマシンガンです。これは戦車から降りて接近戦を戦う為です。強力な弾幕を張って敵を制圧するという任務的性格がよく現れている装備ですね。また話は少々それますがAKなどのオートマチックライフルは兵員輸送車から飛び降りて乱射しながら散開するというコンセプトの元設計されているのである意味産みの親的な要素もあります。

兵員輸送という意味では非常に価値があります。実際アメリカ軍では今でも時折M1エイブラムスに乗車する姿がみられます。しかしそれは敵から撃たれる事がない場合です。敵からの攻撃をうける場合は虐殺状態です。この恐ろしい損害に対してソビエト軍は戦後反省してBMPシリーズやBTRなどのIFV大国となりました。
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No title

うーん、実戦の場面では絶対に乗りたくない…(^_^;

基地祭とかでならナンボでも喜んで乗りますけどね。

Re: No title

Spitfire Mk.24師匠コメントありがとうございます。

私もこればかりは乗りたくありませんねw
でも見栄えは結構かっこよかったりしてしまうのですw
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